CASE 2 アメリカ育ちの旦那さんと価値観が違って悩んでいる女性からのご相談
- ご相談内容
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私は52歳、結婚10年目で主人は私より２つ年上の日系アメリカ人です。
主人は父親の仕事の関係でアメリカに来た為、生まれも育ちもアメリカです。
日本語は話せますが読み書きはあまり得意ではありません。
そのせいか、何か伝わないことが多いのです。
私は日本では、小さい会社を経営していて、それなりの収入がありました。
結婚を機に仕事を辞めてカリフォルニアへ嫁いで来ました。
英語に自信がないこともあり、アメリカでは働いたことが無く、ここでは専業主婦です。
晩婚だったこともあり、子供はいません。
日中は時間もあるので、ショッピングしたりいろんなものを鑑賞したり、主人の為にいろんな食材を探しては日本食を作っています。
自分ではとても出来た妻だと思っているのですが、彼は私がやることが気に入らないようです。
食費として、主人からは毎月１０００ドルしかもらっていないので、それよりオーバーした分は私の預金から出しています.
内緒で借金をしている訳でもないのに、私のことをお金と使いすぎるといい、何故か私を信用してくれません。
私には、毎月決まった金額の現金をくれるだけで、預金も見せてくれませんし、口座も別々です。
相談というのは、このまま彼と暮らすべきなのか？別れて日本に帰るべきなのか？です。
実は彼も同じことを考えているようで、日本に帰るなら離婚してもいいよと言われました。
私はどうするべきでしょうか？
- O'Sheaアドバイス
難しい問題ですね。
傍から見れば円満なご夫婦に見えているだけに悩みは深いのでしょうね。
まずご主人ですが、趣味に没頭して生活費も出してくれないという旦那さんなら問題ですが
毎月１０００ドル入れてくれるのですから、いい旦那さんですね。
金額的に家賃や光熱費は別にご主人が出してくれていると察しましたが、その解釈でよかったですか？
一般的にOLさんなどをしてきた女性であれば、生活費に1000ドルで十分だと思うのですが
ご相談者様はキャリアもあって収入もあって、自由にお金が使えただけに”足りない”と感じるのかもしれませんね。
そんな自立できていた人生を捨てて、ご主人の元に来たわけですから考えることもたくさん出てくるのだと思います。
結婚して１０年。
自立して仕事をバリバリこなしていた日本での生活が懐かしく、またその人生を捨てて、アナタ（ご主人）の所に来てあげたのよ！という気持ちが今湧きでているのではないでしょうか？
しかし、こればかりは究極の選択と申しましょうか、どちらも欠けているのもの半分、満たされ度も半分です。
小うるさい旦那さんと別れ、自由にお金も使える生活を選んでも、これからの人生1人で生きていく決断は寂しくないですか？
日本での仕事を再開する目処はついていますか？
今の生活では、相手を思いやり、感謝する気持ちがお互いに消えつつあるのかもしれないですね。
まずは相手に感謝することから始めてみてはいかがでしょうか？
優しくしてあげれば、優しさが自分へも返ってくると思います。
もう少し頑張ってみてください。応援しています。
- ※夫婦問題を解決手法をアドバイスするプロフェッショナルです。
法律相談に応じることはできません。
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