? 突然離婚を切り出された女性からのご相談 Japanese Family Counselor - Noriko O'Shea

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自己紹介

Noriko O'Shea
山形県山形市出身

プロフィール

カリフォルニア州サンフランシスコ
ベイエリアでのキャリアカウンセラー
NPO法人
日本家族問題相談連盟会員


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CASE 1 突然離婚を切り出された女性からのご相談

ご相談内容
私は34歳、結婚5年目で主人はアメリカ人です。
共働きで子供はいません。
何事もなく、平穏無事に結婚生活を送っていたつもりでしたが
突然主人から、離婚したいと言われました。
理由を尋ねると、君のことをもう愛していない、愛せないというのです。
私は怒りを抑えながら、結婚生活というのは愛だの恋だのがなくなり
お互いをいたわり合い生活をしていくもので、これが普通のことだと言いました。
他に好きな人でも出来たのか?と聞くと
好きな人もいないし、浮気もしていない、ただ君とはこれ以上生活していけないというのです。
私はこの理由に納得いきませんし、離婚もしたくありません。
でもその日以来、主人の帰りは遅くなり帰ってこない日もあります。
私はどうしていったらいいのでしょうか?
O'Sheaアドバイス
うまくいっていると思っていたのにそんな言葉を言われて本当に辛く悲しいことですね。

貴方のおっしゃる通り、結婚すればお付き合いしていた時のような熱は冷めますし
思いやり、労りあって生活していく、それが結婚生活。
もっともなご意見だと私も思います。
日本ではこうした理由だけでの離婚は認められていません。
性格の不一致ということに分類されるのかもしれませんが、サインをしなければいいことです。
まずは別居をし何年もかけて離婚するかどうかもゆっくり考えることができるでしょう。

しかし、ここがアメリカ・国際結婚の違うところなのです。
アメリカでは、「もう愛せない・好きではなくなった」これだけの理由で離婚が認められるのです。
毎日の「I Love you」が無くなった、ハグしなくなった、そんな行為が続いたことでもう愛されていないと判断したとか、
食生活が違うので、別々に食べるようになった、食事を作らなくなった、それが理由で離婚となったというご夫婦もいらっしゃいます。

日本と違い、一方的にcourt(裁判所)に出向き離婚の手続きを勧めることができるので
手紙が届いて、そこで初めて相手が離婚したいと思っていたことに気づいた、という方もいらっしゃいます。

まずはもう一度、貴方の本心をご主人に話す機会を設けてみてください。
決して興奮せず、優しく、ゆっくりと。
自分と向き合えるいい機会かもしれません。

※夫婦問題を解決手法をアドバイスするプロフェッショナルです。
法律相談に応じることはできません。

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